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※上記メーカーの商品で、ホームページに載ってない商品をご希望でしたらお問い合わせください。
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筆

▼ 熊野筆の歴史 ▼

熊野の筆づくりは今から約160年前(西暦1846年)、江戸時代の末期になってからです。
当時、農民たちの多くが農閑期に紀州(和歌山県)、大和、吉野(奈良県)へ出稼ぎに出かけ、その帰り奈良で筆や墨を仕入れ、行商をしながら熊野へ帰りました。
これがきっかけとなり、農業しかなかった熊野に筆づくりという村おこしが始まりました。
「筆といえば熊野を思い、熊野といえば筆を思う」といわれるまでになり、四方を山に囲まれ風光明媚、山紫水明という環境の中で筆づくりの歴史は生き続けています。

熊野筆は、昭和50年5月13日通産省より「伝統工芸品」に指定され、全国の筆の生産量の約9割にも達し、他に類を見ない大生産地を形成しています。
 
当社の取り扱っている筆の多くはこの熊野の筆メーカーです。
いい商品を低価格で販売できるよう日々努力しております。

▼ 羊毛について ▼

筆に使われる羊(ヤギ)は、雄・雌・部分によって何十種類にもより分けられ、それぞれ性質の異なる筆原料になります。
特に①の部分は細光峰として重宝されている事は、広く知られています。
ここに、一頭の羊のどの部分よりどの筆毛がとれるか簡単に記してみました。
ご参考にしていただければ幸いです。
羊毛について
番号 部位 特徴
のど 雄羊 細光峰、粗光峰(毛丈は長く毛筋は細い)
雌羊 直峰(毛丈は長く毛筋は細い)
背中 細長鋒・長羊毛(毛丈は長く毛筋は粗い)
白黄尖峰・黄尖峰(毛丈は短く毛筋は細い)
前足脇 蓋尖峰・白黄尖峰・透爪峰・脚爪峰(毛丈は短く毛筋は細く、特に先がよい)
あご 羊須(ヤンス)(毛丈は長いが弾力なし)
脚爪峰・上爪峰・粗爪峰(毛丈はさらに短かい)
背・腰 棟南峰・中短峰・堤短峰(毛丈は長く毛筋は細い)
腿(もも) 脚爪峰・上爪峰・粗爪峰(毛丈はさらに短かい)
羊尾(ヤンオ)(毛丈は長いが弾力あり)
※長栄堂カタログ記載記事より引用。

▼ 筆の号数 ▼

筆の号数は各社により標示の仕方は様々ですが、穂の長さには関係なく、軸の直径にて号を表します。
号と号の間の大きさの筆はそれぞれ近い方の号数で標示いたします。
長栄堂の号数
※長栄堂製品

▼ 取り扱いメーカー ▼

  • 筆工房
  • (株)長栄堂
  • (株)イ方古堂
  • (株)清雅堂
  • (株)一休園
※上記メーカーは全て広島県の熊野のメーカーです。
 
上記メーカーの商品でホームページに記載していない商品も取り扱っております。
お気軽にお問い合わせください。

▼ 修理筆について ▼

当社にて取り扱いメーカーの商品に限り、修理を承ります。
筆の根腐れ、軸の割れ等修理が必要な場合はご相談ください。
費用はお客様の負担になりますが、修理させていただきます。
メール、お電話にてまずご連絡ください。

▼ 筆のお手入れ ▼

細字用小筆・写経用筆(短い衣毛(白毛・茶毛)を巻いたもの)
面相筆・真(芯)書筆(衣毛の巻いてない同一材料で造った物)について。

穂先の1/3から1/2位下ろして根元は固めてお使いください。
小筆や面相筆は構造上、先端に使う材料(イタチ・タヌキ・白玉)のほとんどが親指方です。
その為に腰毛に鹿毛、羊尾)を巻くのは腰毛がはみ出さない為のものです。
使用後は根元まで洗ない方がいいでしょう。
水を含ませて墨を拭き取るか、濡れた紙などで拭き取ってください。
ここに書いてある事が必ずではありません、使い方は自由です。
地域や会派、先生によっても使い方は異なります。
お客様に適した使い方をオススメします。

水洗い後の濡れた状態での筆キャップは使用しないで下さい。(乾燥後は使用可能です。)

半紙用大筆・中筆(兼剛筆・イタチ・天尾筆)について。

根元を固めたままでも使用できます。
根元の固め方次第で筆の弾力も増し、まとまりも良くなり筆が使いやすくなります。
ここに書いてある事が必ずではありません、使い方は自由です。
地域や会派、先生によっても使い方は異なります。
お客様に適した使い方をオススメします。

条幅用・羊毛用・創作用大筆について。

使用前に軽く水洗いをして墨をつけてください。
水洗いも簡単で墨ダコも出来にくく、長く使うための一方法です。
水洗い後は雫が垂れる位で、水分を完全に取りきらずに早めに乾燥(除湿機等を利用して)させてください。
濡れた状態で長時間放っておくと、蒸れて毛が腐食し毛切れの一大原因となります。
ここに書いてある事が必ずではありません、使い方は自由です。
地域や会派、先生によっても使い方は異なります。
お客様に適した使い方をオススメします。

その他のこと。

ぬるま湯などで洗うと多少墨汚れが落ちやすくなります。
試した事はないのですが、固形墨で書かれた筆であれば少量の膠液を加えた水(ぬるま湯)で洗うと墨落ちがいいと聞いたことがあります。(墨液は人工剤が入っている可能性があるためこのやり方は絶対にしないで下さい。)
また、たまに石鹸で洗ったり、リンス(トリートメント)を使用すると良いと聞いた事がありますが、これは逆に筆を傷める可能性がありますので、おやめください。
干すときは、毛を下にして日陰に干してください。
なぜ毛を下にするかというと、少しでも根元に残っている墨汚れや水分を重力によって出し切るためです。
結局、修理筆の依頼のほとんどが、根腐れによる毛切れです。
筆の手入れは大変難しいので、根腐れが起きるのは仕方ありませんが、良い筆や記念の筆など、思い入れのある筆が使えなくなるのは大変残念なので、根腐れを起こさないようお手入れをしましょう。
ここに書いてある事が必ずではありません、使い方は自由です。
地域や会派、先生によっても使い方は異なります。
お客様に適した使い方をオススメします。
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